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マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?

明和 政子(著/文)
(宝島社)
新書判/192ページ/2022.11発行

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■内容■
マスクで「表情が読めない」と、子どもたちの脳と心が育たない!
京大・脳科学者が指摘する深刻な発達リスクとは?

2020年5月、コロナ対策の一環として「新しい生活様式」が提唱された。あれから2年――ウイルスの弱毒化を指摘する専門家も多いなか、日本人の大半はいまだに「毎日マスク」の日常から脱却できていない。保育や教育の現場でも「密」を避け、顔をマスクで覆うことが、“感染対策”の名のもとに継続しているが、これらが子どもたちの心身の正常な発達を阻害するリスクについては黙殺されている。比較認知発達科学を専門とする京都大学・脳科学者が提言する「脱マスク」への処方箋とは? ジャーナリスト・鳥集徹氏との特別対談も収録!
 
■目次■
まえがきにかえて 明和先生政子

第1章 「毎日マスク」で子どもたちの発達が危ない
「新しい生活様式」に潜む大きなリスク
1歳ぐらいでピークを迎える脳の「感受性期」
乳児は相手の口元に注目している
「サル真似」をするのはヒトだけである
「表情を読めない」子どもたち
英国では科学者の提言がリスペクトされている
子どもの発達には「密」が欠かせない
ドラえもんがのび太くんに寄り添い、共感する理由
乳幼児期の「心地よい感覚」が脳を育てる
おじいちゃん、おばあちゃんとの触れ合い
「なんでもすぐ消毒」の弊害/急に「マスクを外そう」と言われても……
「早く撮影が終わってほしい、マスクをしたい」
学力さえ落ちていなければ問題ないのか
想像力をつかさどる前頭前野
成人しても脳は成熟しきっていない
ヒトがチャレンジできるのは思春期が長いから
「マスク世代」の子どもたちの脳はどうなる?

第2章 ポストコロナ時代を生きる子どもたちに何ができるか
マスクを外すこともひとつのハードル
自分の顔をさらけ出すことに対する不安
自己肯定感が低い日本の若者
中高生には「自ら考え、決断し、実行する機会」を与えるべき
不安を煽りがちな日本のメディア
横並びの感染対策はナンセンス
子どものメンタルケアにテクノロジーを導入する試み
個人のストレスには個別に対処することが大切
次世代に対する大人の責任
子どもの感性はどうなっていくのか
「みんなで育てる」ヒトの生存戦略
なぜ他人の子育てに関わるのか
子育てに向いているのは女性?
お父さんの「親性脳」はどうやって発達するのか
オキシトシンは女性特有のホルモンではない
身体で心をつなぐ
今こそ、大人の前頭前野を使おう
ポストコロナ時代を生きていくために

第3章 特別対談 明和政子×鳥集 徹
パンデミックで浮き彫りになった「子どもファースト」からかけ離れた日本の実態
マスクで感染が防げるのか
ほとんどの人がノーマスクだったカナダの街
「子どもファースト」からかけ離れた日本の教育現場
子育て経験に乏しい人たちが社会政策をつくっている
政府やマスコミが黙殺するワクチンの負の側面
データをオープンにすることが必要
子どもたちの描く絵から「鼻」が消えた
“絆”なしには生存できないヒト
環境がもたらす発達のリスク
日本人は集団に同調しやすい?
次世代を導く「師」が必要
「教育マシーン」では子どもの感性は育たない
クレーマーの言いなりにならないために必要となる知識
前頭前野の発達に関わる「身体体験」
「先生、先生」とくっついてくる大学の教え子たち

あとがきにかえて 鳥集 徹
 
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