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日本の保育の歴史─子ども観と保育の歴史150年─

汐見稔幸・松本園子・高田文子・矢治夕起・森川敬子 著

A5判/395ページ/2017.12.24発行
 
■内容■
日本の保育の歴史150年を描きだす。幼稚園・保育所の歴史をともに扱い、新資料の発掘などもおこなった意欲作! これからの保育を考える視座として、また教育史、社会事業史のテキストとしても役立つ一冊。
 
■目次■
第1章 子ども観 ─保育の根底にあるもの
  第1節 子ども観がなぜ問題になるのか
  第2節 近代ヨーロッパにおける子ども観をめぐる議論
  第3節 日本における子ども観の変遷 ─子宝思想は普遍的か
  第4節 守られる存在から権利を主張する存在へ ─子どもの権利条約
第2章 保育のさきがけ
  第1節 ヨーロッパにおける保育施設の誕生
  第2節 佐藤信淵の保育施設構想
第3章 近代国家の成立と保育施設のはじまり
  第1節 幼稚園の誕生
  第2節 保育所的保育施設
第4章 保育の定着と普及
  第1節 幼稚園の普及と批判
  第2節 社会事業の成立と保育所的保育施設の増加
  第3節 幼稚園令と一元化問題
第5章 15年戦争と保育
  第1節 戦争と保育
  第2節 戦時末期の保育施設
  第3節 保育運動の誕生
第6章 戦後保育制度の確立と展開
  第1節 戦後復興と保育 ─1945年〜1950年代前半
  第2節 高度経済成長期 ─1950年代後半〜1970年代前半
  第3節 安定成長期における保育の停滞 ─1970年代後半〜1990年
  第4節 戦後保育の転換点 ─1989年「幼稚園教育要領」改訂
第7章 戦後保育体制転換の胎動 ─失われた20年のもとで「子ども・子育て支援新制度」へ
  第1節 少子化対策としての保育制度
  第2節 社会福祉基礎構造改革
  第3節 「官から民へ」「国から地方へ」規制改革・社会保障制度改革
  第4節 幼保一元化
  第5節 働く女性の増加、「孤育て」と虐待

おわりに
巻末資料
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価格 : 2,600 円(税込 2,860 円)
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