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DVDブック 子どもたちは未来・別巻ー乳幼児の脳科学

小泉英明 編著/多賀厳太郎・安藤寿康・安梅勅江 著

DVD1巻(60分)+Book1冊(オールカラー・224ページ)
 
■内容■

刊行にあたって(企画の動機と趣旨)

この企画は、斎藤公子・小泉英明監修;『DVDブック子どもたちは未来・乳幼児の可能性を拓く』(1期と2期で構成;映像5巻+Book2冊)の別巻として刊行するもので、以下、大きく2つの要素・媒体に分けて構成されてます。

Book(菊判・上製・カラー224頁)
2010年3月27日(土)に東京女子医科大学で、財団法人生存科学研究所主催で開かれた第2回応用脳科学シンポジウム「育児と保育の脳科学ー暗黙知から形式知への挑戦ー」の記録に、シンポジストである編著者それぞれが加筆・訂正して仕上げました。
映像作品(DVD60分)
シンポジウムの場面・状況を撮影した映像のエッセンスと、2010年9月27日(月)に「斎藤公子の保育実践と乳幼児のための脳科学」というテーマで小泉英明博士にインタビューした撮影記録に、その場面場面にふさわしい『子どもたちは未来』の映像を挿入して編集。…斎藤公子と沖縄6つの保育園の貴重な実践記録から、科学として何が読み取れるか。発達心理学・脳神経学・行動発達学・保育学・教育学などの広い視座からアプローチします。
Bookの著者と内容

小泉英明編
小泉英明[編著]
Hideaki Koizumi)
(株)日立製作所役員待遇フエロー
斎藤公子先生の保育思想が目指したもの
● 『DVDブック子どもたちは未来』と赤ちゃんに関する科学
○ 乳児の神経接続
● 母語を聞いた際の新生児脳活動
○ 愛着の形成
● 療育による「目交(まなかい)」の獲得
○ 個体発生は系統発生を反復するという仮説
● 足の親指の進化
○ 発達における“這い這い”と親指の重要性
● 能力一杯の学習が意欲を育む
○ 脳科学と学習・教育

多賀厳太郎
多賀厳太郎
Gentaro Taga
東京大学大学院 教育学研究科教授
幼児の脳の発達から見た保育・教育の現状と将来
● リズムとは?
○ リズムと同期現象/引き込み現象
● 脳と身体の動的相互作用
○ リズムとゆらぎ/カオス
● 時空間パターンの自己組織
○ 赤ちゃんの発達過程におけるリズムの役割
● 脳の初期発達
○ 睡眠中の脳の自発活動
● 生後2ヶ月から3ヶ月の機能的活動の分化
○ 乳児の自発活動と学習
● 音声のリズム/言語の知覚

安梅 勅江
安藤 寿康
Juko Ando
慶応義塾大学文学部教授
進化と遺伝から見た保育・教育の現状と将来
● どの子も育つ、育て方ひとつ
○ 遺伝要因の重要性
● 進化から見た子ども/斎藤公子の実践
○ 「遺伝子」(普遍性と個別性をつなぐもの/環境と相互作用するもの)
● ふたごの類似性から遺伝と環境の影響を知る
○ 遺伝=親から子への宿命?人間と人間以外の動物の適応
● 「本物」にうめこまれた教育

安藤 寿康
安梅 勅江
Tokie Anme
筑波大学大学院 人間総合科学研究科教授
発達コホート研究から見た保育・教育の現状と将来
● コホート研究の意義(時間・環境・行動・遺伝要因)
○ 意思決定と報酬の神経ネットワーク
● 「子どもの育ち」観察方法
○ 社会的能力評価のためのかかわり評価
● すこやかな成長を育む子育ち環境
○ まなかいの影響
● ほめの影響
○ 生活リズム/かかわり/ささえ
● 学童期の心身の健康への影響
○ 実践知と科学知の関係

DVD(映像60分)の内容

監督/編集:穂盛 文子 監修:小泉 英明
脳科学者・小泉英明博士が、斎藤公子の保育思想、育児・保育・療育における「暗黙知から形式知への架橋」に挑戦、その本質に迫ります。

「応用脳科学シンポジウム」における、多賀厳太郎教授・安藤寿康教授・安梅勅江教授の基調講演と、『子どもたちは未来』のDVD1巻〜5巻より、沖縄6つの保育園の子どもたちの姿を映し出しながらの、様々な分野にわたる小泉英明先生のお話を伺います。

◎科学者であり、実践家であった斎藤公子
◎リズムの本質と「斎藤公子のリズムあそび」
◎絵は心のカルテ
◎まなかいからハイハイへ、意欲を育む
◎個体発生は系統発生を繰り返す?
◎双生児研究が教えてくれる、遺伝と環境
◎「本物」が与えてくれる情報は計り知れない
◎褒めて育てることと思いやりを育むこと
◎これからの子どもたちへ
価格 : 4,600 円(税込 5,060 円)
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