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環境構成の理論と実践ー保育の専門性に基づいて
高山静子 著
B5判/137ページ/2014.5発行
■内容■
幼稚園・保育所・認定こども園で
豊かな保育環境をつくるために
先進的な実践に共通する環境構成の原則をまとめました。保育者が原則を知り、実践の骨組みとしての理論を学ぶことによって、表面的なノウハウに振り回されることなく、それぞれの現場に合った環境を構成することができます。
適切な環境構成は子どもたちに豊かな経験を保障し、保育者に子どもたち一人ひとりの行動や言葉を見る余裕を与えます。本当に援助を必要とする子どもにていねいに関わることができるのです。
■目次■
1 環境構成の必要
乳幼児期の特性と環境構成の重要性
子どもの人格形成と保育環境
保育の専門性に基づく環境構成
2 環境構成とは何か
環境構成の基礎理論
環境構成を支える知識と技術
環境構成の両義性
3 遊びと環境構成
乳幼児期の遊びの意義
子どもの遊びと環境構成
遊びの素材と道具の理解
遊びのイメージを生み出す文化の理解
遊びにおける空間の構成
園庭の環境
4 生活と環境構成
生活場面での環境構成
生活用品の選択と空間の構成
養護(生命の保持と情緒の安定)の環境
5 子どもの発達と環境構成
子どもの姿から環境を構成する方法
各ステージ別の環境構成の実践例
第一ステージ 0 〜 7 か月頃
第二ステージ 8 か月〜 1 歳前半
第三ステージ 1 歳後半から 3 歳前半
第四ステージ 3 歳後半〜 5 歳頃
第五ステージ 6 歳頃
6 感性を育む保育環境
環境心理学から学ぶ環境構成
保育室を飾る